WINNYやTORRENTを知っている人は多いと思う。これは一時悪名を轟かせていたファイル共有ソフトの名前だ。
最近は物価高だと声高に叫ばれている。実はデータ系に関しては逆に昔の方が高かった。
音楽、映画、ゲーム、ソフトウェア。
これら全てが大人ですら買うのが大変な値段をしていた。今では民生機面をしているADOBE系のアプリケーションなんて、絶対買えないような値段だった。そんななかで登場したファイル共有ソフトはかなりの利用者がいた。漫画村がちょっと前に話題になったが、そんなもんじゃない。漫画だの映画だの音楽だの、データ系のものは大体あった。
そんな彼らも、今や話題に上がることすら無い。背景にはサブスクリプションサービスの登場があり、これらの登場を機にかなりアクセスが減った。
ファイル共有ソフトは無料の代わりにリスクと時間、倫理観がネックになる。サブスクは少額でこれら全てを解消した。金が掛かると言っても、実際に受けたサービスをサブスク無しで享受しようとすれば多くの破産者が生まれるだろう。
当然、かゆいところには手が届かない。そこだけは自分の財布と相談して決める。そんな生活にファイル共有ソフトが入る隙間はほぼ無くなった。
WINNYやTORRENTは2000年初期に登場した。2015年にはAPPLE MUSIC、NETFLIXが日本でサービスを開始した。平成に生まれたファイル共有ソフトを駆逐したのは同じ平成に生まれたサブスクだったわけだ。平成も今思えば激動だったのかもしれない。


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