最近見る「ヤニスのヒート移籍」の噂について、マイアミ・ヒートのファンである私が言えるのは
「ありえない」の一言だ。
理由はヤニスの縁故主義がヒートのフロントに通用するイメージがまったく湧かないから。
ヤニスの縁故主義はNBAファンならよく知っている。アデトクンボには5人の兄弟がいて、現在バックスには3人のアデトクンボ兄弟がいる。
タナシス・アデトクンボはかなり長い間バックスにいる。愛されキャラではあるが実力に関してはファンの間でも疑問視されている。
今シーズンから2wayでバックスに入ったアレックス・アデトクンボは、試合で見る機会こそないがフロントのヤニスにオールインしている姿勢の現れと見ていい。
バックスはかなり献身的にヤニスを扱っている。実力主義が叫ばれるNBAで縁故主義が優先されるという異質さ。賛否で言えば一度優勝しているので成功といえる。そんななか、ささやかれるヤニス移籍の噂。しかも有力視されているのはヒートらしい。
ヒートの体制は一言でいうと、トップダウン。軍隊式。つまり、上(フロント)が神だ。ヒートといえばこの人、パット・ライリー。勝利至上主義の権化。ヒート・カルチャーのこういった部分が好きというファンが多い。ただ、勝利至上主義には一つ欠点がある。
ゲームの目的は勝利だ。ただ、そこでプレイする選手の目的は自由なのだ。どんなスポーツでも変わらず、ゲームの目的と選手の目的は別。お金の為にプレイするのも成長の為にプレイするのも、もちろん勝利の為にプレイするのも自由。ヒートは選手の目的の部分において、かなり軽視している。それが故に起こったいつくかの悲劇をヒート・ファンなら知っている。
これまでヒート移籍の噂があった選手は何人だろう。ヤニス、ハーデン、リラード、ミッチェル、KDと色んな噂があったが実現せずに終わった。個人的にはKDに関しては結構ガチでいくと思ってたのに、それも実現しなかった。やはりこのヒート・カルチャーがいくつかのトレードに関して足枷になっていただろうことは想像し易い。
ヤニスの縁故主義とヒート・カルチャーの一部である勝利至上主義。
トレードが起きる理由が見つからない。


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