オックスフォード「Word of the Year 2025」に選ばれた「rage bait」とは

12月になると、この一年を振り返る企画があちこちで催される。どうにもこの手の企画が大好きで、そういった記事を見つけては吸い込まれるように閲覧してしまう。そんなお祭りの一つ「Oxford Word of the Year 2025」に選ばれた言葉「rage bait(レイジベイト)」が興味深かったので所感を綴る。

rage baitとは「怒りを誘発して注目、拡散、利益を得ようとする行為」を指す。

Xはすごい。家にいようが外にいようが私の隙間時間に入り込んでいる。だからレイジベイトが流行語に選ばれたことに共感しかない。なぜならXはレイジベイトの博覧会みたいな側面もあるからだ。

XだけじゃなくてYoutubeも同じように”怒り”をウリにしているコンテンツが反乱している。”怒り”をコンテンツ化することが流行している構造もシンプルだ。

”怒り”には拡散力がある>エンゲージが増える>収入が発生する

同様に性的なコンテンツも増えた。「sex bait」という言葉は”怒り”が”性”に入れ替わり、同じような作用を期待できる。

それでは人類はこの現象にどう対応していくのだろう。

カウンターアクションとなりそうなのは「don’t engage(関わるな)」だろう。関わらないことで心の平穏を保つ。結局これが唯一の自衛手段となる。

時々Xが「Xについてどう思いますか?」みたいな質問をしてくることがある。その時に「○○のコンテンツを見たくない」と返答したことがある。理由はそのコンテンツを見ると”怒り”が湧くからだ。以降はそれに関連するコンテンツがタイムラインから消えた。そういったかわいい部分があるから、Xはやめられないだろうな。

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